講義の後、うめだ花月へ。

21時45分開演のうめだプレミア「キキキーキ・キーキキ」を観に行く。
バッファロー吾郎企画のイベントで、ゲスト8人とバッファローの2人が2チームに分かれ、
台本なし、打ち合わせなし、笑いなしの10分間の即興芝居をする。
  
ゲストはザ・プラン9浅越ゴエ鈴木つかさ
青空岡ちゃん、土肥ポン太ケンドーコバヤシ
サバンナ高橋茂雄、ランディーズ高井、天津向。
   
司会は「草刈正雄です」と誰なのかよくわからないモノマネを
ひとりで延々と続けていたなだぎさん
(木村さんの発言をどんどんスルーなだぎさんが面白かった)
   
皆さん演技経験などを紹介。
向くんと木村さんは「ホストの役で劇団の自主映画に出た」と言ってた。
ワタシの中で真っ先に浮かんだのはデス電にゲストで出てたなーということのみ。
向くんも木村さんもゴエさんも出てたじゃんか!(観れてないが)
高井さんはNHKの某ドラマ*1に現在出演中。
「NHKの…有名な…」と言った瞬間にコバと茂雄*2
まんが道!」と叫んでいたが、竹本孝之繋がりだったわけね。
    
チーム決めはドラフトっぽく、木村さんと竹若さんが選んでいくのだが、
真っ先に2人から同時に指名されたのがゴエさん。
同時指名の場合はくじ引きで決着をつけるんだけど
ゴエさんは本気で「竹若さんお願いします」と、
木村さんチームに入るのが相当イヤだったらしい。
笑いの神はもちろん木村さんに降りるのだが。

竹若チーム出順:高橋・コバ・岡・ポン太・竹若 テーマは「Shall We Fight?」
木村チーム出順:木村・向・鈴木・高井・ゴエ テーマは「危険な隣人」

ちなみに出る順番もくじ引きで公平に決定してました。
(木村さんが①をひいた瞬間、場内大ウケ)
    
まずは竹若チーム。
婚約してしまった彼女に会うそぶりの茂雄(やたら爽やかな白タートルセーター)
そこへ昭和なワンピースを着た岡ちゃんが登場。
(ここまでのやりとりは「婚約した元カノと元カレ」っていう設定だったのだが)
その後に出てきたコバは岡ちゃんに2000万円を貸しているヤクザ。
「金、返さんのなら、ソープに売るぞ」とすごむ。
(50万円しか借りてないのに、返済額が2000万というおかしな状況に)
必死に「いくら返せばいいんですか!50万円ですか!」と
ちっさい財布を取り出す茂雄。そこにナイフを持ったポンちゃん登場。
ポンちゃんはどうやら、岡ちゃんの弟役。
コバをナイフで刺そうとするが、腹ではなく腕に当たる(物凄いタイミング)
逆に関節技を決めらてしまう始末。(コバ、鮮やかに決めていた)
茂雄もナイフを奪い、コバに向かっていくが、途中で転ぶ。
そこに白衣をまとった竹若さん登場。(医者役)
実はこの4人は隔離されている入院患者であり、
久しぶりに外の世界に出ていたのだが、すぐにまた病院に戻されることに。
竹若医師の「病気とshall we fight?」と呼びかけに、皆が「Fight!」と叫び終了。
   
その後、↑の芝居のビデオを再生し、皆で反省会。
刺すのが下手な二人、面白すぎに皆が注目。
「何もないとこでどうしてあんな転び方ができるのか?」と茂雄責められる。
    
続いて、木村チーム。
あるアパートの305号室に引っ越してきたという、
木村さん(役名は町田)が「今日から1人暮らし」と延々語る(グダグダでもって長い!)
部屋の中を転がり回ったり、いろいろな妄想(全部口にする)をしているところに
突然現れる向くん演じる階下の住人・和田*3
向くんに対してに「何なんですか!」とオーバーなリアクション。
向くんも「タイに1年間行っていてさっき帰ってきたので日本人と話したい」と
設定的にキツイ返答を。したらば「キャーーー」という悲鳴とともに
ネコのぬいぐるみを抱いたつかささん(女装)が「猫が殺された!犯人はあなたたちね」と
半狂乱の状態で登場。(この設定の切り替えは上手だと思った)
だが、木村さんはまだ突っ込み続ける。「なぜ死んだ猫を撫でているのですか!」と。
そこへやたら爽やかな白いジャージ上下の管理人高井が「悲鳴が聞こえたので」と登場
(演技が安定。NHK教育仕込み?)まだ木村さん「スポーティーすぎるでしょ!」と突っ込み。
4人で事件の経緯をたどっている途中に、突然ガラっと殺人犯の顔を見せる向くん。
(ゴエさん刑事役だろうな、と勝手に予想してたら、見事的中)
刑事役のゴエさんピストルを構えながら登場(めっちゃ素敵だった)
「麻薬の花」に溺れていたという向くんをまたまた関節技で押さえて、逮捕。
一件落着というシーンでつかささんが花を手にして「高く売れるかしら」と言い、
それに対して木村さんが再びオーバーなリアクションをしたとこで時間切れ終了。
    
で、VTRで↑の反省会。
終わるなり「史上最悪」と賞賛される。VTRは無駄に動く木村さん祭り。
やっぱりプランの2人は芝居に慣れているのか、軌道修正する力に長けていた。
    
木村さんの本当に酷いグダグダがある意味、面白かったし、
そのダメさを説明するコバの的確さが光った。
ただ即興芝居を観るだけでなく、
演技の後すぐに「全員でVTRを検証する」ってのが
このイベントの面白いトコでした。また行こうっと。

*1:中学生日記

*2:犬井キャラ一人歩き一歩手前

*3:和田と町田はヘッドライトだね