長い一日

なーんだか、短い数時間の間にたくさんのことがあった1日。

実家の猫その1「ゴンベエ」が交通事故にあって、瀕死の重傷。
でも、運良くがんばって生きている。峠は越えたらしい。
獣医さんも彼(オスなんでね。)の生命力には驚いていたらしい。
私が上京した後に飼い始めたので、なじみはそんなに深くないのだが、
家族の一員だもん、そりゃ心配だよ。
もう完全に家族も医者も命が続かないって、諦めていたそうで、
父親なんて祖父宅の庭に、埋葬用の穴まで掘っていたそうな。
でも、今、ゴンちゃんは生きるために、すごくがんばってる。
彼にとって家族で一番なじみの薄い長女も、
遠い場所で彼を応援してるのである。

そんなゴンちゃんが生死の境をさまよっていた、ほぼ同時期に、
うちの弟の大学が決定したようです。
っても、指定校推薦らしいので、面接でしくじらないかぎり、
8割くらいはあらかたダイジョウブみたい。
家族の心配の種が1コ減ったねー。良かったね、父母。

そんな長女にも、ちょっとした出来事があった。
事情あって、内容はここには書けないけど、
考えることがたくさんあるなぁぁ。
バスの中で小説に感動して泣いたりしちゃったり。
涙もろいなぁ。
浅田次郎の短編集「月のしずく」、その中の1つの話だった。
うー、切ない、秋の夜長。