明けていく夜

今の仕事をしてから、原稿を書いたりしてると、
あっという間に夜明けを迎える機会が多くなった。
夏だから4時くらいになると、もう空が青くなる。
私は、どんどん明るくなっていく空をただポカンと眺める。

昔、落ちこんだときに、友人に、
「明けない夜はない」っていう言葉を投げかけられた。
すごく素敵な言葉だ。
かならず、夜明けを迎える。毎日はその繰り返し。
今日は地球が生まれてから何回目の夜明けなんだろう。
誰も数えたことないだろうし、
数えることもできないんだろうなぁ。

今日、白んだ空を見てたら、ふとその言葉が頭をよぎった。
自分にとって、何が大事で、
この先どうやって進んでいこうか?ってことを
じっくり考えたせいなのかな?
柄にもなく素直になったせいかな?
とにかく、今日の夜明けっていうのは、
少しだけ成長した私にとって特別な夜明けだったのかもしれない。

そうやってこれからも、幾度となく夜明けを迎えてく。
同じように、私もどんどん年をとっていく。
どんどん、魅力的で刺激的な人になりたいな、と思うから、
今はひっそりと、自分を育てようと決意したのであった。
昔のエステのCMじゃないけど、
「絶対綺麗になってやる!」っていう気持ちかなぁ??